タイBLドラマを観ていると、「タイは日本と違ってBLに寛容だな~」「そもそも何でタイではBLが多いのかな?」と思ったことはありませんか?
この記事ではタイで同性カップル(つまりBLやゲイ)が多い理由や、なぜタイBLドラマが流行っているのかを紹介したいと思います。
- 西洋と比べてアジアはBLを受け入れている国が多く、特に仏教国タイではその傾向が強い
- タイには様々な民族が住んでいることから、タイ人は受容性の高い国民性
- 東南アジアでも唯一植民地にならず、同性愛を禁止・罰する法律もなかった
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タイでは社会的にBLが受け入れられている
Just married 🙂 😉 pic.twitter.com/L3Wu8Rie5s
— Porsch Arm (@PorschArm) November 9, 2014
タイBLドラマでも描かれているように、タイのボーイズカップルは街中で堂々と手をつないで歩くくらいに、BLが社会として受け入れられていました。
タイBL俳優の中でも、ドラマのカプが本当に付き合っていたりゲイをカミングアウトしたり、実は結婚までしているカップルもいます。
タイでは同性婚が事実上合法化
2020年7月、同性カップルの結婚を事実上認める「市民パートナーシップ法案(別名シビルパートナーシップ法案)」がタイ政府に承認されました。
この法案は、同性婚を認めるものではないものの、同性カップルが養子を迎える権利や、配偶者の財産を相続する権利を認める内容となっています。
参考:タイで同性婚が事実上合法化、台湾に次いでアジアで2番目
アジアの中では台湾に継ぐ2番目の法案成立により、より正式にBLを含むLGBTが受け入れられるようになりました。
国によっては同性愛自体が認められていないのですが、このような背景からタイでは同性カップルが多いと考えられます。
そもそもタイにゲイが多い理由
「でも、そもそも何でゲイの方が多いの?」と思う方もいると思います。
その理由は大きく以下の2つです。
- 様々な民族が混ざっていることから多様な考えを受容できる国民性であること
- あらゆる性別に開かれている(LGBTを受容する)仏教が根付いている国であること
これらの理由からLGBTや同性愛への受容性が高い国となり、結果的にゲイの方は自分を包み隠さずに振る舞うことができ、ゲイが多いのではないかと考えられます。
同性愛を禁止するキリスト教を始めとする西洋的価値観と異なり、(解釈によっては)仏教はあらゆる性別を許容する宗教です。
タイには18の性別がある
バイセクシャルやジェンダー等LGBT自体以外にも、タイには18の性別があるということをご存知でしょうか。
日本ではまだゲイとかレズでゴチャゴチャ言う人がいるみたいですが、そんな人にはタイのバラエティに富んだ18の性を見てほしい。
あまりに複雑すぎて、相手の性別なんてどうでも良くなるレベル。
実際に僕はタイ人の友達が増えてから、「性別、マジでどうでも良い」と思うようになりました。 pic.twitter.com/J7ST0IwZWM
— そーじゅ🇦🇺メルボルン4年目 (@SojuMelbourne) July 6, 2019
実は日本もBL大国だった
日本でも13人に1人はLGBTと言われていることをご存知でしょうか。
BLが受容していると言い難い今の日本では、タイのようにオープンに振る舞うことができずに、自分がゲイであることを言えない人はかなり多いはずです。
(「きのう何食べた」の主人公シロさんも自分がゲイだと隠してたと思います)
つまりLGBTを社会が受容しているタイだからこそゲイの方がオープンで多く見えるだけで、実は日本も同じくらいゲイがいるのかも知れないということです。
そしてそもそも日本は超BL大国でした。
織田信長や徳川家康のような戦国武将達が、若くてきれいな小姓(雑用かかりの男の子)を枕元に呼んでいたのは有名な話です。
しかし西洋的価値観(同性愛禁止など)が日本にも入ってきたことで、BLに罪や制裁が加えられるようになってしまいました。。
そのため、いつしか日本でのBLは殆ど見られなくなってしまったのです。
一方タイは東南アジアでも唯一植民地にならなかったことから西洋的価値観が殆ど入ってこなかったため、寛容性の高い状態を維持できていたようです。
タイでBLドラマが流行っている理由
しかし時代は代わり、またLGBTが認められるようになってきました!
タイでもLove Sick(2015)以降BLドラマが次々に作られ、超BLブームが到来しています。
そしてその勢いは皆さんご存知のように、韓国や日本でもタイBLドラマの人気は留まることを知りません!
ここはかんなの個人的見解!
それは、タイの男の子たちが少年ぽく見えたりときおり大人っぽかったり、G・A・Pがあるからだと思います。
韓国や台湾の役者さんも美しいのですが、完成度が高く隙が無い。
きれいなんだけどきれい過ぎる。
って感じがするんです。
その点タイのBL俳優はあどけなさがあり、まだまだ開発途中って感じで、これからの変化が楽しみなんです!😂
あとはプロモーション活動もドラマ内のカップルそのままで行われるところも、ファンとしては嬉しい演出♡
例えばブライトウィンやクリスシントーなどがベストカップル賞を受賞すると、応援している私達からするととても幸せな気持ちになれます。
タイ政府も公式にBL売りに参入!
この世界的タイBLブームに目をつけたタイ政府が、上記のTwitter公式アカウントの解説など情報発信や、関連イベントを実施して、国ぐるみでBLコンテンツを盛り上げていこうとしています!
このブログでは、タイや日本などのBLドラマやマンガなどBLコンテンツのおすすめ作品を紹介しています
あなたにぴったりのコンテンツが見つかると嬉しいです!良ければ覗いていってくださいね😄